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話と物語と実話

2005-11-02-Wed-08:11
星の王子さま:1

~話と物語、実話の関係~
話と物語、話と実話は類語という感じがしますが、物語と実話は類語では
ないような気がしたので辞書で調べてみました。⇒(検索結果
「話」の類語に「実話」はありますけれど、やはり「物語」の類語に
「実話」はありません。
物語というと「作られたお話」という印象だったので、
実話を物語と言ってもいい状況って何かなぁと色々考えてみました。
…タロとジロで有名な『南極物語』は実話だけれど「物語」なんですよね。
タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語
タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語


タロとジロが実際に南極で生き抜いている様子は想像だから実話だけど
ノンフィクションではないわけで…そのあたりが「物語」といえる理由?
と悩んだのは何故かというと 『Le Petit Prince』訳本では、サン=テグジュペリが子供の頃に読んだ
本の内容部分において、以下のような差がありました。

池澤訳7-1       ほんとうの物語
川上・廿楽訳6-2  (そこには「実話」と記されていた)
倉橋訳7-1      ほんとうにあった話
小島訳7-1       体験した話
内藤訳11-1      ほんとうにあった話
三野訳6-2       ほんとうにあった話
山崎訳7-1       ほんとうにあった話
         <参考文献と表記>

どうやら本の内容は嘘ではなく本当の事ですよ、ということのようです。
「ほんとうの物語」って「信じられないような凄い話だけれど本当だよ」
というイメージが感じられ、凄そうな本だなぁと思いました。続く部分で
サン=テグジュペリが
「その本を読んでジャングルの中で起きている事を想像」云々とあるので
凄い本だとサン=テグジュペリ少年の想像もかなり広がっていそうです。

次は「体験した話」ですけれど、これは
「自分で体験したものしか信じないぞ!」という著者の本のようですね。
「たとえ、他の人が実話だと言っても体験するまでは~」という印象。
これはこれで、凄い著者とより高い信憑性の本のイメージが沸いて
面白いと思いました。

一番「ほぉ」と思ったのは「(そこには「実話」と記されていた)」
これだとサン=テグジュペリが「実話と書いてあるけど疑っている」という
意味や「本当かどうかわからないけれど実話だそうだ」という意味や
「皆は疑うだろうけど実話だと書いてあるし信じている」という意味を
色々と想像することが出来ると思ったのです。
「そこに」この「は」には、ほとんど対比の意味がないと考えるか
考えないか…読み手の疑い深さによってかなり印象が違ってくるのでは
ないでしょうか。と考えると、私は深読みしすぎって事かもしれません。
N先生ならすぐに判ってしまうのでしょうけど、私は地道に悩みます…。
ご意見、ご感想大歓迎です。


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